為替介入の効果は今晩の米雇用統計次第
月曜日にダメ押しの追加介入があるのかと思ったがなかった。そしてドル円は本日158円まで上昇した。介入はまた無駄であったかと思う人は多いと思うが、そうではない。政府は今晩の米雇用統計を待っているのだ。雇用統計が悪ければ、米金利下げの圧力がかかるのでそれで円高になる。これまでの為替介入の分析から分かる通り、介入だけでは円高には持っていけず、同じ時期に発表される米経済指標の後押しがあって初めて円高が持続する。これまで後押ししてくれた米経済指標はCPI(消費者物価指数)だが、今回影響するのは雇用統計だ。
ただし、雇用統計が良ければさらに円安に進む。これは仕方がない。これまでの為替介入の勝率は2/5=4割だ。同じ時期のCPIが下がった割合が4割だったからだ。成否が米経済指標頼みなので、為替介入の勝ち負けは運否天賦の博打と同じだ。今回勝てば勝率は3/6=5割に上がる。今回負けると勝率は2/6=3.3割に下がる。丁半博打の勝率の期待値は5割だから、政府の為替介入の勝負はサイコロに負けている。こういう勝負は三村財務官ではなくアカギにやらせるべきだ。
アカギにまかせると介入が成功して円高になった後で「倍プッシュだ」を延々続けて、1ドル=60円の円高になるというオチとなる。日本経済は壊滅だ。
こうなったら政治もアカギにまかせよう。トランプ(鷲巣)を手玉にとって米国と互角以上にやりあえるだろう。「鼻が鈍ったな…ドナルドトランプ……怯えているから………」