比例道

スティーヴン・ホーキング博士はなぜ理論物理学者なのか

2022年1月11日 07:00 ・ 物理 ・ 元の記事
ちょっと前だが、1月8日のgoogleのトップ画面はスティーヴン・ホーキング博士の生誕80周年記念の動画だった。ホーキング博士は20歳前後でALSを発病し、その後手足が動かなくなり、しゃべるのも機械の助けがいるようになった。
博士は頭は十分に働いたので、病気になった後も研究を続けた。研究内容はブラックホールに関する理論物理学だ。立派な成果をいくつも上げた。ちょっと不思議なのは、私だったらALSの治療法の研究に生涯をささげるだろうなということ。ホーキング博士はなぜALSの治療法でなくて、理論物理学を選んだのか。
  1. 大学院に上がる前から理論物理学だったので、今さら専攻を変えたくなかった。
  2. 医学より理論物理学が好きだった。
  3. できなそうな研究テーマよりできそうな研究テーマを選んだ。
1だとしたら俗っぽい理由だ。2ならロマンがある。しかし、いちばん可能性が高い理由は3だろうと思う。本人は天国にいってしまったので、今度行く機会があったら本人に聞いてみたい。
アインシュタインは大統一理論が好きだからという理由で人生の中盤から後半をすべてその研究に費やして、何も結果をだせなかった。好きだからという理由で研究テーマを選ぶのはたいへん潔いと思うが、キャリアを失うというリスクを伴う。

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