比例道

やっとスイートルームの存在意義が理解できた

2021年12月16日 07:00 ・ 旅行 ・ 社会 ・ 元の記事

ホテルにはスイートルームがある場合がある。100平米を超えるような広い部屋が一般的だ。自宅なら広いと収納が増えるので広いことには意味があるが、一時的に泊まるホテルにそれほど広い部屋はいらないのではないかとこれまで思っていた。広くても50平米もあれば十分だろうと。

ところが某ホテルに泊まっていて、スイートルームの利点が突然天啓のように理解できた。ベッドルームに騒音が伝わりにくいのだ。最初に泊まった部屋は35平米。ベッドは壁にくっついて設置してある。隣だか上階だかに2日前から変な客がやってきて、夜中に足音をドンドンと立てて歩く。それだけなら単なる太ったブタだと思えばいいが、なぜかクローゼットを1時間に何十回も大きな音を立てて開け閉めして、その音が響いてくる。これが深夜まで続く。その客は精神が病んでいるのだろうか。こちらは眠れなくて困っている。

どうしようかと思ったが、スイートルームに移ればよいと思いついた。スイートルームは無駄に広いが、その空間が遮音の役目を果たすのだ。ベッドが壁から離れて部屋の真ん中にポツンと置いてあるのも遮音のためだ。そうか、そういうことだったか。あの無駄に思える広い空間は無駄ではなかったのだ。こんなコロンブスの卵的なことが突然分かるのは、なんだか新しい原理を発見したみたいでうれしい。

スイートルームの良さが分かったのはうれしいが、騒音から逃げられるのは一部のお金持ちだけというのは良くないと思う。ホテルに滞在している人は等しく快適に過ごせる方が良いに決まっている。互いにちょっと気を遣えば容易に快適な空間が実現できるのに、どうしてそれをやらない輩がいるのだろう。どうすりゃいいのかねえ。周囲の迷惑を考えずに自分勝手な行動をする輩を駆除できれば良いのだけれど。そんなうまい方法はなかなかないからねえ。そんな方法があれば、地球はもっと平和で暮らしやすくなるんだが。

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