CTLでシステムトレード(旧為替の一歩)
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diary/20090222

為替鬼ファンドその後

大損失を出していると為替鬼ブログで自ら公表した為替鬼ファンドだが,その後の成績は原資を100%とすると,

 2月9日  88.96%
 2月10日 67.30%
 2月11日 66.39%
 2月12日 65.85%

と順調に損失を増やしていると報告があった.やはり彼にリアルマネーのトレードは荷が重かったのだ.トレード力があるのに,自分のお金を増やさずにファンドを作って他人のお金を増やすなんて不思議なことをするものだと思っていたが,実は彼にはトレード力はなかったというのがその答だった.悪質なことに,利益が出ても損失が出てもトレードする毎に為替鬼に手数料が入る仕組みになっているとのこと.これはひどい話だ.ファンドというのは例え元本割れをしても運用マネージャーに責任を問うことはできないものだが(株式の投資信託なんて今はほとんど元本割れしている上に,手数料まで取られている),為替鬼の場合は勧誘の経緯が悪質なので出資者が提訴するなんてことがあるかも知れない.ただし,提訴したとしても,出資金を損害賠償してもらえるかというと難しいと思う.
ファンドの勧誘文言では予定年利回り300〜500%というし,去年の実績も(結局デモであったようだが)年利回り70000%だったしで,私もファンドに出資したいものだと思っていた.今はその気は全くない.為替鬼のブログも書いてあるトレードテクニックも役に立ちそうにないし,もう為替鬼には何も期待していない.