diary/20081010
実は私は「為替王信者」でした
為替王ブログはFXやっている人ならおそらく知っているだろう.また彼の言うことを参考にしている人も多々いると思う.私もFXを始めたときから昨日までは彼の言うことを神の声のように信じていた一人だった.でも,今はもう信じていない.今回のクロス円の下落幅の予想を大きく間違えたにもかかわらず一言の訂正も言い訳もないからだ.神様ではないのだから相場の予想なんて間違うことだってあるだろう.間違ったこと自体を責める気はない.ただし,間違ったら「すいません,間違えました」というのが人としての正しいあり方だろう.それができないということは彼の人間性には問題があると判断した.
思い起こせば,彼の相場予想の言い方はどうにでも取れる言い方が多かったのに今更ながら気づいた.相場がどちらに動いても後で「予想が当たった」と言えるようにうまく表現していたのだ.信者だった頃はそれにすら気付かず彼を盲信していた.
今回豪ドルを値ごろ感で買ってしまったのは私自身に責任がある私のミスであるが,為替王の「豪ドルはどんなに下がっても70円」という予想を取引の根拠にしていたのも事実だ.アナリストの言うことなど信じないと考えていながら,でも為替王と橘田さんだけは別だと思っていた.これは私の判断ミスだ.
橘田さんであるが,直近の「橘田レポート」と「橘田先生のひとり言」では,どちらもドル円相場の予想をマイルドではあるが間違えていた.橘田さんは自分の予想を自画自賛したりはしないので為替王ほどは叩かれないが,間違いを認める発言をしてもらいたいものだ.このままでは橘田さんまでも信頼に値せずと評価してしまう.